2013年07月15日

『聴竹居(ちょうちくきょ)』見学

http://www.chochikukyo.com/

http://www.google.co.jp/search?q=%E8%81%B4%E7%AB%B9%E5%B1%85&rls=com.microsoft:ja:IE-SearchBox&rlz=1I7DAJP_ja&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=-cvjUeDEDcbTkgXbiICQDw&ved=0CDoQsAQ&biw=1215&bih=815


山崎にある建築家・藤井厚二さんの第5回実験住宅(自邸)です。
80年ほど前にすでにエネルギーや自然を考えつくして建てられた住宅があったという驚きと、日本における昭和初期までの知性の高さ、技術力の高さを知らされる建築です。

写真は、ネット上への掲載を禁止されているため、一般に流布している写真です。

建築としては、かの大地震の際にもびくともせず残り、環境工学的には、今現在私たちが目指す
『パッシブハウス』http://irodorinoie.com/iedukuri/passive.html
『パッシブデザイン』http://irodorinoie.com/iedukuri/pdesign.html
の先進的お手本となるべき住宅でもあります。

地中を通した土管からの冷たい空気を,小上りの畳コーナーの下から噴出すように作られた「クールチューブ」などの住環境に対する工夫、随所に見られる「家族の空間を大事に」した工夫、アールデコと和が和合した洒落た空間など、
どれをとっても、戦後の日本が忘れ、今また見直され考えられている物が、そこにあるという建築でした。

残念ながら、内部の汚れは進み、手入れをしなくてはいけない状態ですが(本体そのものにはそんな衰えはない)、この家は「個人のもの」であるため、法的な補助も無く、案内もボランティアとして近隣の方々が行ってくださる為、金銭的に難しく、改修を進めることが出来ない現状だそうです。
説明をしてくださった方ともお話をさせていただきましたが、これはなんとかせねばと思いました。
もちろん、全てを天然素材で作り上げ、今では手に入らない素材もあり(あるけれど高価この上ない素材となっているわけです)、お化粧直しをするためにも何らかの基金設立なども考えなくてはいけないのではないかと思いました。

兵庫にある100年ほどの住宅http://www.nedogu.com/index.html「旧グッゲンハイム邸」は、その維持管理のためにも、貸し出しやイベントを行っているようですが、
観光地としても、実は見所の多い山崎の地も、静かで落ち着いたイベントなどには最適な地ではないでしょうか。


俗に言う「古民家」と違い、時期的に昭和初期という半端な時期の建築であるため、保護への関心が低いのでしょうが、考え尽くされた「実験住宅」を手入れし、多くの方々に「省エネルギーへの工夫」「家族を大切にした間取りの考えかた」などを知っていただく事は、
これからの日本の家づくりにとっても、大切な事だと思います。


「株式会社いろどりの家」として再出発した当社も、家族を大切にした空間を造り、同時にエネルギー問題にも貢献し、自然を守る一助となるような家づくりを、より一層進めなければ、と考えた見学会でした。



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posted by いろどりの家スタッフ at 19:52| Comment(0) | 日記